政治・経済・社会

消費増税と軽減税率

消費税が10％に引き上げられたことに伴い、軽減税率の制度も開始されました。
2％の引き上げですが、金額の大きいものでは増税額も大きくなります。
買い控えなど消費が冷え込まないように、キャッシュレスポイント還元制度やプレミアム商品券などで対策が行われ、消費者側も賢い利用が必要です。
食料品などに適用されている8％の軽減税率。購入頻度が高いカテゴリーなので、世論調査では軽減税率が6割近く「評価する」とされています。
しかし、軽減税率の制度はいずれも期間限定。負担の増加はこれからやってくるでしょう。

令和天皇の即位の礼

10月22日に執り行なわれた「即位礼正殿の儀（即位の礼）」。世界各国のメディアから取材が殺到し、インターネットで生中継されるなど世界的な一代イベントとなりました。
日本国民だけの行事という時代から大きく様変わりした「即位礼正殿の儀」。イギリスのチャールズ皇太子やミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家最高顧問など、191の国と国際機関などの来賓が参列しました。
古式ゆかしく即位を宣言された天皇や安倍首相の万歳三唱に関しての説明が行われるなど、欧米メディアは天皇即位について歓迎ムードに包まれました。

スポーツニュース

SMBC　日本シリーズ2019

東京ドームで開催された巨人とソフトバンクの頂上決戦。
令和初の日本一はソフトバンクが達成しました。無傷の4連勝で3年連続の日本一。
パリーグのCS第１ステージ2戦目からの10連勝で、日本シリーズのみに絞っても8連勝。まさに破竹の勢いで史上4球団目の3連覇を飾りました。
巨人との日本シリーズを制したのは、前身の南海時代に球団初の日本一に輝いた1959年以来となります。
2年連続でのリーグ2位からの下克上も史上初。「本当に最高の気分です。僕の力不足で優勝できなくて、選手に苦労をかけた。もう一度、日本一になって最後は笑っていたかった」という工藤監督の表情が崩れました。

「これはもう奇跡ではない」盛り上がりをみせるラグビー

ラグビーワールドカップ（W杯）での日本代表の活躍に、新聞各紙では「これはもう奇跡ではない」という見出しが躍りました。
13日にスコットランドを破り、初の決勝トーナメント進出。日本人や日本のメディアが注目したように、ラグビー日本代表チームは世界最大の舞台で張り合えるほど実力のあるチームになったことを照明しました。
加速力と俊敏性をもつウイングの松島幸太朗選手と福岡堅樹選手、雄々しいリーダーシップでチームを引っ張る主将リーチ マイケル選手。目立つ選手だけでなく、ベンチで控える選手経ち全員の能力が高いと言われ、今後も期待できます。

エンタメニュース

令和元年年末紅白の司会は

令和最初の大みそか「第70回NHK紅白歌合戦」。司会者が発表されました。
紅組司会者に決まったのは女優の綾瀬はるかさん。白組司会者は嵐の櫻井翔さん。そして総合司会がウッチャンナンチャンの内村光良さんと和久田麻由子アナウンサーになります。
綾瀬さんは13年と15年に紅組司会者を務め、今回で3度目。櫻井さんは昨年に続き2度目ですが、嵐としては10年から5年連続で紅白の司会を経験しました。
総合司会の内村さんも3年連続なので、「このまま総合司会が続くと、私、NHKの職員になってしまう。去年の打ち上げで言ったんですけど本当は白組の司会をやりたい。紅組に対抗心むき出しでやりたい」と話していました。

忍たま乱太郎の原作完結

NHKの人気アニメ「忍たま乱太郎」の原作となる「落第忍者乱太郎」。11月30日に発売される単行本65巻をもって完結することが明らかになりました。
64巻までの単行本累計発行部数が930万部を突破する人気作。アニメのみならず、実写映画化やミュージカル化など多くのメディアミックスを果たしています。
「落第忍者乱太郎」は朝日小学生新聞で1986年から4～6月、10～12月に季節限定で毎日連載されていました。しかし、原作者である尼子騒兵衛さんが病に倒れ、「毎日の連載は難しい」との尼子さんの判断を尊重して連載終了が決まったのです。
尼子さんは現在、順調に回復し2020年4月から月１ペースで新連載を準備中のとこと。
最終65巻はアニメファン垂涎の小冊子が付いた特装版が容易されるので、ぜひチェックしてみてください。