政治・経済・社会

年金情報流出問題に思わず「またかぁ…」

「消えた年金問題」に続き、今度は「年金情報流出問題」が深刻な事態を招いています。
そもそもこれは、国民年金を取り扱っている、日本年金機構の複数のパソコンに、ウイルスが侵入し、その添付ファイルを開いたことで大量の個人情報が漏れだしたとするもの。まさにIT時代の脅威というべき深刻な問題を投げかけています。
この事態を受け、政府肝いり政策の一つだったマイナンバー制度についても疑問視する声が高まり、ついに導入は延期。新時代に対応出来るしっかりとした法整備、管理・運用の際必要となる高いスキルとその維持について、もっと議論していく必要がありそうです。

対岸の火事では済まされない！MERSの脅威とは

中東に渡航した際感染したと思われるMERS（中東呼吸器症候群）を水際で防ぐことが出来ず、韓国国内で多くの死者を出してしまったこの問題。主に咳やくしゃみといった飛沫感染により広がるとされる呼吸器系の病気ながら、患者の早期隔離の失敗、政府の対処方問題により、二次感染、三次感染、更には四次感染といった最悪のループに陥ってしまったことは記憶に新しい所です。
飛行機で世界中どこにでも行き来出来る便利な世の中ですから、こういった病気が持ち込まれた場合、すぐさま封じ込め、国内で広めないという対策は、国家レベルで取り組んでいくべき重要なミッション。パンデミック寸前とも言えるこの韓国社会の混乱を、私たちは対岸の火事と見ず、すぐそこの脅威として一人一人が意識する必要もあります。

スポーツニュース

錦織圭 テニス全仏オープン敗れる

もう「勝って当たり前」なんて思われるほど、確実にその力と地位を確立させているテニスプレイヤー錦織圭選手。並み居る強豪揃う中、その強さを示し、駒を進めてきた錦織選手でしたが、6月2日（現地時間）、全仏オープン準々決勝でまさかのフルセット負け。本人もショックを隠しきれない様子でした。
今回の試合はグランドスラム制覇の夢がかかった大勝負。それだけに勝ち切れなかった結果に悔しさはにじむばかりです。6月29日（日本時間）に開幕するウィンブルドンテニスに期待がかかっています。

揺れるサッカー界。FIFA幹部が次々と逮捕！

世界のサッカーを運営・管理する国際サッカー連盟FIFAに、とんでもない事件が起こりました。元会長であるジャック・ワーナー氏をはじめ、FIFA幹部が次々と汚職事件で逮捕されたというもの。幹部7人逮捕、関係者15人起訴という大混乱を招きました。
FIFAの黒い実情というのはかねてより噂されてきたものではありましたが、ここまで大騒動に発展したことは異例の出来事。団体に対し、透明性を疑問視する声も後を絶たず、FIFAは厳しい立場に立たされています。
世界中が熱狂し、子供達に夢を与えるスポーツこそがサッカー。とても純粋でフェアであるべきものの後ろ盾が、一部のトップにより汚されるということはなんとも許し難いものがあります。是非今一度、スポーツマンシップの原点に立ち返り、国と国、人と人を繋ぐ平和貢献の団体として生まれ変わって頂きたいものです。

エンタメニュース

お笑い芸人 ピース又吉直樹のデビュー小説『火花』が大ヒット！

独特の空気とファッションセンスが光る、お笑い芸人ピースの又吉さん。“読書大好き芸人”としてもよく知られ、この度発表したデビュー小説『火花』が大ヒット中です。
又吉さんと言えば、控えめながらも独特な切り口や世界観で私たちを楽しませてくれる不思議なオーラをまとった芸人さん。膨大な読書から構築された確かな知識や表現力に多くの人が驚き、ついには第28回三島由紀夫賞にノミネートされるまでになりました。
この作品は、これまで読書に興味の無かった人々にも多大なる影響を与え、若者を中心にちょっとした読書ブームにも発展。書店によっては本が売り切れて入荷待ちという事態も起こりました。
初版はなんと、あの村上春樹氏と同じ15万部創刊、単行本に至っては初週でなんと35万部もの売上。累計発行部数となると、40万部近くという正真正銘大ベストセラー作です。是非一度手にとって頂き、婚活パーティーの会話にもお役立て下さい。

AKB総選挙

毎年恒例となったAKB48の総選挙。政治家の選挙よりも断然盛り上がる（？）なんて声が巷では聞こえてくるほど、今年もアツいバトルが繰り広げられました。
今回で7回目となったこのイベント、毎回、順位によって今後の活動や活躍が変動するシステムとあり、いわゆる“推しメン”を支える熱烈なファンにとっては、ひと時も目が離せないシーズンです。
注目の開票結果は、１位 指原莉乃さん、2位 柏木由紀さん、３位　渡辺麻友さんというもの。年内で卒業を予定しているリーダーの高橋みなみさんは残念ながら4位という結果で幕を閉じました。