政治・経済・社会

北朝鮮ミサイル発射

2月7日 9：34、北朝鮮は人工衛星の打ち上げと称し、南に向けて長距離弾道ミサイルを発射。機体が沖縄の上空を通過しました。1月6日に強行した核実験に続き、核兵器の運搬手段となる長距離弾道ミサイルを発射することにより「核保有国」としての立場を内外に誇示するのが狙いと見られています。
今回の発射は国連安全保障理事会の決議に反するもので、以前より日米韓中も発射を自制するよう北朝鮮側に求めていた中での強行。そのため米韓両政府は高度迎撃ミサイルシステムを韓国内へ配備したり、合同軍事演習を行うなど、朝鮮半島の緊張が高まっています。

イクメン議員 不倫疑惑で辞職へ

イクメン議員として知られていた自民党の宮崎謙介衆院議員のスキャンダルが世間を騒がせました。
女性タレントの宮沢磨由さんと不倫が発覚。しかも京都に1泊の不倫旅行に出かけたのが妻である金子恵美衆院議員の出産直前だったというから驚きです。その上、金子議員と結婚後に宮沢さん以外の女性とも不倫していた模様。
世間であまりにも騒ぎが大きくなったせいか、宮崎議員は12日に国会内で記者会見を開き、報道内容を認めて議員辞職を表明しました。

Apple 裁判所命令を拒否

昨年12月にカリフォルニア州サンバーナーディーノの福祉施設で14人が死亡した銃乱射事件をめぐって米アップル社は、連邦地裁から命じられた容疑者のiPhoneのセキュリティー解除の協力を拒否したことが波紋を呼んでいます。
アップル側は「政府はセキュリティー回避が今回の事件に限って使われると主張するだろうが、それを保証するすべはない」とコメント。連邦地裁に対し、ロック解除を求めた裁判所命令を取り消すよう訴える書面を提出しました。
米国内で活発に議論が繰り広げられているこの問題はアップル社だけのものではないとされ、やがてIT業界全体と政府との戦いという構図に変化。McAfeeの創業者ジョン・マカフィー氏がロック解除を名乗り出るなど、波紋が波紋を呼ぶ事態に。個人情報の取り扱いは将来のデジタル産業にとっても大きな問題ですが、今後本件はどのように終息していくのでしょうか。

スポーツニュース

43歳葛西選手 最年長表彰台またも更新

ノルディックスキーのワールドカップが12日、ノルウェーのビケルスンで個人第17戦となるジャンプ男子が行われ、葛西紀明選手が43歳8カ月で3位入賞。自身のW杯の最年長表彰台記録を自ら更新しました。3戦連続の表彰台は今期4度目で、W杯通算ではなんと60回も表彰台に上がっていることになります。この冬もまだまだ葛西選手の活躍が見られそうですね。

錦織選手 前人未到の4連覇達成

アメリカで開催された男子テニスツアーのメンフィス・オープンの決勝戦が14日に行われ、第1シードの錦織圭選手がアメリカのフリッツ選手を6-4、6-4のストレートで下し、前人未到となる4連覇の快挙を成し遂げました。同一大会で4連覇を達成したのは、ジョコビッチ選手・フェデラー選手・ナダル選手らに並んで史上7人目。
歴代最多連覇記録は、ナダル選手の持つモンテカルロ・マスターズでの8連覇。この記録に並ぶよう、錦織選手の更なる勝利に期待したいですね。

エンタメニュース

清原元プロ野球選手 覚せい剤所持容疑で逮捕

警視庁は2日、西武や巨人などで活躍した元プロ野球選手の清原和博容疑者を、東京都内の自宅マンションで覚せい剤を所持していたとして、覚せい剤取締法違反の疑いで現行犯逮捕しました。
報道によると、捜査員が清原容疑者の自宅に立ち入った時に机の上に注射器と覚せい剤があり、まさに使用中だった模様。清原容疑者の薬物使用については、2014年に週刊文春が疑惑を報じており、おそらく警察はそれ以前から2年以上も綿密な捜査を続けて逮捕に至ったと考えられます。
このニュースについては、ＰＬ学園時代から共に活躍した元プロ野球選手の桑田真澄さんをはじめ、実に多くの野球関係者や芸能人から落胆のコメントが寄せられています。
また、一部報道では取り調べ中に清原容疑者が大物芸能人の名前を口にしたと言われており、24日には芸能事務所のよしもとクリエイティブ・エージェンシーが、都内でグループの全従業員とタレントを対象に薬物に関する緊急セミナーを開催するなど、芸能界でも薬物使用に関する警戒が高まっています。

高嶋ちさ子さん ゲーム機破壊で炎上

人気バイオリニストの高嶋ちさ子さんが、12日付けの東京新聞の育児コラムの中で、ルールを破ってゲームをしていたため息子のゲーム機を破壊したというエピソードとともに、折られたゲーム機の写真を公開。これに対して世間では、高嶋さんの厳しいしつけを称賛する声がある一方で、「これはやりすぎだ」や「精神的な虐待ではないのか」、「任天堂に謝れ」などと批判する声が挙がり、大炎上する騒ぎとなりました。
高嶋さんは後日「週刊文春」の取材に対して、「カッとなって壊したのではなく、子供たちとの約束。長男が『今度ルールを破ったらゲーム機を壊していい』と言っていた」と釈明。壊す際にもソフトを傷つけないよう注意を払い、本体は任天堂に修理を依頼して既にクリスマスに「サンタさんから」だと息子たちに返してあるそうです。