恋愛結婚が主流だったここ数十年。先行きが不透明な日本において、効率よく相性の良い相手と出会いたいと、早くから婚活を始める人が増えています。

しかし、婚活を始めたからと言ってすぐに結婚できると思ってはいけません。いくら婚活をしても結婚に結びつかない人もいるのです。

いわゆる婚活難民には共通する特徴があるというのですが･･･

自分が考える自分の価値が、実際とずれている

特に30歳半ばを過ぎた女性にありがちなのが自分の過大評価。
仕事もできるし美意識も高い、プライベートも充実･･･努力して自分の価値を上げ、婚活市場で有利に攻めたいという心意気はわかります。しかし、男性はあまりそこを求めてはいません。
「自分はこんなに自分磨きをして価値を上げている」と思っても、残念ながら男性には価値とは映らないことが多いのです。

「35歳独身女性＝年収300万円の派遣社員男性」と受け入れられない

少し失礼な話かもしれませんが、35歳の独身女性を男性で表現すると、年収300万円の派遣社員男性くらいだと言われています。
もし自分が男性だったら年収300万円の派遣社員男性だと考えながら婚活を進める必要があります。

「普通の人と普通の結婚がしたい」は贅沢

「普通の人でいいんです」「普通に結婚できればいいんです」と言う方は多いですが、これは贅沢なこと。
30代男性で年収500万円以上の正社員、女性への接し方も心得ている男性ならば、とっくに結婚している可能性が高いです。
もはや「普通の男性」はほとんど残っていないとも考えられます。ですから、自分の中で「普通」の基準を少し下げて、婚活を進めることが大切です。

男性は「家庭＝癒し」「結婚＝子ども」

男性は家庭に癒しや安らぎを求めています。仕事ができることや美意識の高い生活習慣を心がけることも大切ですが、母性も大切。
男性は笑顔で自分を迎えてくれることや、主として自分を立ててくれることを望んでいます。

年齢を重ねた女性がどうしても不利なのは出産リミットの問題。結婚すること＝子どもを持つこと、と考える男性が多い中、30代半ばの女性は、出産を考えて結婚に焦っているイメージがあります。
「子どもはいてもいなくてもどちらでもいい」「夫婦二人の生活もいい」と考える男性を探すとなると、年齢層の高い男性陣も視野に入れることが求められます。

選ぶこと＞＞選ばれることになったらダメ

たくさんの異性の中からお相手を選ぶのが婚活の基本ではありますが、自分が男性を選ぶ立場だと思うのはちょっと危険。
好みの男性に目星を付けるのはいいことですが、あくあでも「自分が選ぶ」のではなく「選ばれるにはどうしたらいいか」を考えた方が得策です。

自分が成長すること＝妥協と思ってはダメ

「年収条件を○○に下げて妥協した」「ホワイトカラーが良かったけどどんな職種でもOKと妥協した」
条件を下げることを妥協と思っていませんか？これは妥協ではなくあなた自信が成長するために歩み寄るということ。

婚活難民にならないためにも、婚活市場での自分の価値は、自分が思っているほど高くないと認識したほうがいいでしょう。